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グローバルに展開する人類とモータリゼーションの波 |
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この魅力のあるマーケットで、ファインブランキング(FB加工) は精度・品質・経済性などいずれの観点からでも他のあらゆる工法を凌駕します。
FB加工がスイス人のシースによって考案されて80年経過しました。日本では60年代後半からスイス製のFBプレスを使用して参りました。しかし、生産性とサービスに満足ができず、シース社と同様に創業から80年の歴史を持ち、液圧プレスの製作で豊富な経験と技術開発力を持つ森鉄工に対しこの、FBプレスを国産化するようにとの提案が1981年になされました。(東京大学名誉教授 前田禎三 )
従来の輸入のFBプレスのユーザーの協力で生まれた1号機は、経済性・操作性・メンテ性などの改善により、大層好評を博し、引き続いて完成したCNCを備えたFBプレスは業界に新風を吹き込み、日本の自動車産業の発展に大きな貢献をしました。(日本金属プレス工業会理事/ 小田元博一)
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加工の原理 |
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1964年に、ノーベル物理学賞を受賞したアメリカのブリッジマン博士の研究で知られるように、FB加工では、『金属は加圧されると塑性変形能が高まる』と言う静水圧効果を活用しています。
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在来のプレス加工
- パンチ
- 被加工材
- ダイ
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FB加工
- パンチ
- 被加工材
- ダイ
- 板押え
- エジェクター
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在来のプレスで加工した切口(上)
FB加工した平滑な切口(下)
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加工の特長 |
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- シェービング・ミーリングなどの二次加工をせずに平滑な剪断面を得られます。
- 高い品質と精度とを持った製品を安定して生産できます。
- つぶし・半抜き・曲げ・絞りなどを合わせた三次元形状の複合成形が可能です。
- 従来のプレス製品よりも、優れた平坦度が得られます。
- FB加工には、精度と剛性の優れた専用プレスと精密金型とが必要です。
- FB加工は、単独で調整が可能な3つの圧力で加工されます(トリプルアクション)。

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豊富な機種の中から |
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- 加工製品の形状・材質・厚さなどに適したプレスを選択下さい。
- FB加工用の金型の構造には、可動パンチ式と固定パンチ式と2種類あり、多列抜き加工、順送加工また大型部品の生産には主として固定パンチ式の金型が使われます。
- 製作している油圧式FBプレスには、最小の160トン型から最大の1,500トン型までの10機種あり、機械式では100トン型から250トン型までの4機種があり、最近では毎分100ストロークで稼働する機械式200トン型、毎分50ストロークで稼働する油圧式500トン型などの高速タイプも加わりました。
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本体の構造と特徴 |
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- プレス本体は溶接一体構造で、入念な焼鈍が施されています。
- シリンダー・ラム・ボルスターに特殊鋼を使用しています。
- ラムスライドは、広く長いプレロード8面ガイドで、複合成形加工での偏芯負荷にも耐えられます。
- 上死点停止はヨーロッパ製のFBプレスにはない高精度の特殊形状の細目ねじが採用され、メカニカルストッパーは、150/cm2の油圧シリンダー四本でロックしているので繰り返し停止精度は、0.01mm以内を保ち 生産中に変化が生ないので、高品質の複合成形加工が安定して行われ、金型の破損も防ぐことができます。
- FB-250型以上の機種には、センターサポートを備え、金型の寿命延長・軽量化コストダウンなどが実現できます。
- ラムは油圧によって下から押し上げられ、加工は下死点で振動しないように制御されています。
- 剪断圧力・板押え圧力・カウンター圧力・補助圧力などとそれらのタイミングは、それぞれが個別に調整ができます。
プレス構造図

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- メインシリンダー
- メインピストン
- メカニカルストッパー
- 下部ボルスター
- カウンターピストン
- スライド
- センターサポート
- 8面ガイド
- 下部ガイド
- Vリングピストン
- 上部ボルスター
- アプローチシリンダー
- 二枚打検出シリンダー
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標準装備 |
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金型破損防止装置
- FBでは剪断工程の完了後、製品とスラグが金型の上面に押し戻され、排出され、次の工程がまた繰り返されますが、製品やスラグなどの残留を検出し、プレスを直ちに停止させ金型破損を防ぐのが金型破損防止装置です。(特許)
- シャットハイト調整装置
- パンチの再研磨量をインプットするだけでシーケンサーのCPUに、記憶されているすべての加工条件は、そのままで生産が再開できます。(特許)
- 材料送り装置
- コイル材も定尺材も入側と出側に材料送り装置が必要で、ACサーボモーターを使用した、単独制御のローラードライブ方式は順送金型を使用する時に、材料をリリースします。
- 材料のパスラインと材料幅は加工する製品によって調整ができます。
- 材料を自動挿入させる時は、材料の先端の停止装置・材料の末端までの打抜き数量をプリセットをさせたり、記憶をさせることも可能で、それらは自動制御できます。
- 材料の送り方向は、機械の正面に向かって左から右が標準ですが、逆も納入できます。
- 装置の設置スペースを節約する場合には、NCレベラーフィダーを採用すれば入側と出側との送り装置を省くことができ、出側に残材の排出用のピンチローラーを用います。
- 製品とスラグの排出
- 作業能率を上げるには標準のエアーブローが効果的です。
しかし、排出装置を利用すれば製品とスラグは自動的に分離でき、製品の表裏が混ざらず、製品の打痕を防ぎ、加工油の飛散による工場の汚れ、騒音から作業環境を、守ることができます。
FB800-FD
- 加工油塗布装置
- FB加工にはその仕事の内容によって、最適な加工油を選択します。
- 材料の上下両面に塗布する油量の調整作業を容易とし、ミストの発生が少ないスプレー装置を採用しました。最近は特殊仕様の、加工油を節約できミストの発生のないローラー式の装置に人気が高まっています。
- ボルスター上の加工油は、溝を通って回収できます。
- 加工油の量が不足したときには、プレスは自動的に停止します。
- 油圧ユニット
- プレス本体から切り離した独立ユニットで熱や振動などの影響はありません。
- 国産の油圧機器、ポンプを採用したので、ランニングコスト・保全体制も有利です。
- メインポンプは、静かなプランジャー型のアキシャルピストンポンプを採用しました。
- アキシャルピストンポンプを採用したので、内接ギアポンプよりも長い寿命を得られました。
- 油温の管理は水冷方式です。
(寒冷地用には、冷却水の凍結を避けたヒーター付きの空冷式装置も納入が可能です。)
- 静電浄油機を採用し、油の中の微細な汚染物質の除去と油圧機器の作動障害・油の劣化を防止しています。
- プレス前面安全ドアー
- 連続運転は安全ドアーが閉じている時だけ可能で、更に光学式の安全器も備えることで万全です。
- スクラップカッター
- スクラップの切断する長さを任意にできる油圧式のカッターで、低い圧力で切断できるようにシャー角がついています。
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特別付属品 |
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- 補助油圧回路
- 複合成形などで工程数を短縮し製品の精度を高めるために、単独で制御ができる油圧回路は別置きとしないで本体の油圧ユニットに連結されています。
- 送りミス検出装置
- ローラーフィーダーは、過負荷が生じたときにはプレスを自動停止させます。
- 順送金型を使用した場合に、材料の干渉や正確に送られない時でも金型の破損は防止できます。
- プリローラー
- 金型の出し入れは、プレスの前面に取り付けられた可倒式のレールで容易に行えます。
- 金型の油圧クランプ
- 油圧式クランパーの利用で、金型の取り付け取り出しは正確・迅速・容易・安全です。
- 油圧リフトローラー
- ボルスター内に、油圧式リフトローラーを組み込めば重い金型の交換作業は容易です。
- 金型交換台車
- 危険のない迅速な金型交換が実現します。
- 移動台車と固定式があり、金型の押し込みと引き出しを手動または自動で行います。
- ミストコレクター
- 製品とスラグのエアーブローでの油の飛散による工場の作業環境を守ります。
- ムービングボルスター
- プレスの稼働中に、次の生産で使用をする金型とインサートリングを外段取りできます。
- 光学式安全器
- 金型の調整時などに作業者を保護するのが光学式安全器で、プレスは直ちに停止します。
- 金型内への加工油供給装置
- 複雑な形状の成形をする順送金型を使う場合には、金型の寿命延長に効果があります。
- モデム
- 遠隔地で稼働しているFBプレスも電話線を通うことで、作業条件の変更また、トラブルの解決をすることが出来ます
- 特殊テーブル
- 順送金型を使うため標準の丸形のインサートリングとせず楕円形のインサートリングを持ったテーブルも提供できます。
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CNC装置 |
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- 製品の形状・材質・厚さなどによって使用する金型の最適な加工条件をキーボードでマニュアルデーターインプットをさせる、(MDI方式)の制御装置です。
- インプットしたデータは、スクリーン上にカラーで表示され、確認をした後にCPUに最大100型まで、記憶させることができます。(更に容量の増加も可能です。)
- 金型を交換した場合には、金型番号でこの加工条件は呼び出すことが可能です。
- 操作が容易なので誰が扱っても高品質の製品を安定して生産するための正確な加工データを即座に再現でき、金型交換のロスタイムの低減が約束され、多品種少量生産で威力を発揮しています。
- 機械に組み込んだ油圧機器・制御機器の作動のチェック機能を備えているので、異常の発生時には操作盤とCRTに障害の内容と機器名が表示され直ちに解決できます。
- プレスの稼働中でも機械を止めることなく加工条件の変更が可能で、次に生産をする金型の加工条件の呼出・確認・修正もできます。
- プレスの稼働時間を集計できるので、生産管理に役立ちます。金型の交換または何らかの原因でプレスが停止した時間を集計・印刷できます。
- 定期的にメンテナンスを必要とする時に、点検個所を表示できます。
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仕様 |
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→仕様一覧を見る |
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森鉄工では、FB加工用の周辺設備としてコイルライン、レベラー、定尺材供給装置、製品スラグ取り出し装置、バリ取り装置、金型、被加工材などもご提供いたします。
今日、温暖な気候の緑に囲まれた清澄の自然環境の中で、製作されているFBプレスは他社の機械よりも安全で経済的だと評価され、日本国内では、ヨーロッパ製を上回る販売実績を持ち、また製作した機械の約38%をアメリカ・カナダ・韓国・シンガポール・タイ・台湾・マレーシアなどに輸出するまで成長し、国際的な営業とサービスは強化拡大されています。そして世界中のネットワークを通じた、FBに携わっている学者や企業などとの交流は、ソフトウェアの開発・金型技術・特殊仕様のFBプレスの開発などに発揮されています。
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